店頭販売のみの営業を続けていますが、気がつくとテーブルにおばぁちゃんが座っていてオーダーを待っていました。「あれ、金曜日やってなかった?」と言われたので、そういう感じじゃないですよとお伝えしました。
大阪でも緊急事態宣言は段階的に解除になり、営業を再開するところや時間を延ばすところもSNSでチラホラと見かけますが、うさぎとぼくはもう少しだけ先になります。あとちょっとお待ち下さい。
大阪府と飲食業界から感染防止に向けてのガイドラインが出ていました
大阪府と外食団体フードサービス協会から感染防止に向けてのガイドラインがでていました。飲食業の方はチラッと見ておいたほうが良いのかなぁと思います。
PDFのリンクを貼っておきます。
・業態による感染拡大を予防するための措置 食事提供施設(飲食店・喫茶店・居酒屋等) :大阪府
・外食業の事業継続のためのガイドライン :社団法人フードサービス協会
理解できない人も多そうなのでちょっと心配していますが、この感染防止に向けてのガイドラインが自粛警察の新しい武器にならないことを願うばかりです。そもそも責められること自体がおかしいんですが、自店で対策できる内容は不十分だと感じたとしても創意工夫の解釈で助けられるお店が多いと思うので、フードサービス協会のPDF最後のQ&Aは読んでいたほうが良いかも知れません。
お店としては、記事に書いた店内飲食再開時の内容で十分におさまりそうな内容だったので、この文書を見て特に修正をしないといけないと感じた箇所はなかったので大丈夫だと思います。大阪府が予定しているQR読み取り式の「コロナ追跡システム」は店内飲食利用時にお願いすることになると思いますので、あらためてお知らせする予定です。先日書いた、お店の対応としては下記にリンクを貼っておきますので参考にご覧いただければと思います。

大切なのは感染防止対策をしているかよりも、感染防止対策していることを知ってもらえているか
新型コロナウィルスに対するお店の感染防止対策については、お店を評価する新しい基準になると思っています。コロナと共存する新しい生活習慣が世間一般に浸透するまで、しばらく口コミが荒れるかも知れない。感染防止対策の内容だけでなくコロナウィルスに対するお店のスタンスまで判断基準に入ってくる。そう捉えているので結構シビアに見ています。
お店によっては、しっかりとした感染防止対策を行うと営業自体が成り立たなくなるところもあるでしょうし、そもそも回復が難しい業態もあると思います。対策できる範囲にもバラつきがあるので、もちろん店舗間の対応の差も出てくる。
お客様の主観や来店のタイミングによって捉えられかたはまったく変わってくるはず。ウチのお店だって充分な対策をしていると思っていても、状況によっては「この店はコロナを集めている」と感じさせるかも知れない。たとえ同じ対策をしたとしても、同じような評価はされない。
感染防止対策の内容についてしっかりと考えることはもちろん大切なんですが、もっと大切なのは「感染防止対策について考えていると知ってもらえているか」どうかということ。あの店はこんな対策をしていると知ってもらうよりも、「あの店はなんか考えてる」と知ってもらえること。ここがポイントなんじゃないかなと思っています。
ということで、店内飲食の再開までに感染防止対策の内容についての案内の貼紙を作ります。