最近、お店を営業していてよく感じるのは、キャロ活(キャロットケーキ活動家)をされている方のなかに、周囲のお客様やお店のルールよりも、ご自身の都合を優先される方が少なからずいらっしゃるなぁということ。
お店の制限人数を超えて来店し複数名で一皿をシェアされたり、提供時間外にオーダーをしたり、取り置きのお願いをされてにも関わらず来店されなかったり。
一昔前の食べロガーや、一部の撮り鉄と似たような雰囲気を感じることがあります。流行のジャンルには、どの界隈でも一定数いらっしゃるものなのかもしれませんが。
そんなお客様の行動を見ていて私が気になるのは、その人が以前から自己中心的な行動を取る人だったというわけではなく、キャロッケ活動家としてSNSへの投稿を続けるなかで、少しずつ認知の歪みや行動の変化が起きてきたのではないかということ。
投稿をしなければならないので、ある程度は自分の都合を優先させるのは仕方がない…。手段が目的化してしまい、認知の歪みや行動変容にも気づかず、自己中心的な振る舞いをすることにも慣れてしまっていくんでしょうね。
それは誰にでも起こりうる変化で、自分も内省する機会を持たなければ、知らず知らずのうちに同じような行動を取ってしまうかもしれないなぁ…と。私も何かしらのジャンルで「迷惑系予備軍」になっているのかも。
常日頃から自分自身の行動を振り返ってみること。自分も大切にしたいなと思います。