10月7日(月) 09:00〜18:00
店頭販売+店内飲食

お客様の声より:お店でのルールは「周りの人に迷惑をかけないこと」それだけ

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お客様からメールをいただきました

写真:うさぎとぼく店内

今日はお客様からいただいたメールより転載

お客様からいただいたメッセージ

今日、初めてお店を訪れました。14時?15時?くらいからものすごく賑やかな女性たちが何時間も喋り続けていて、とても驚きました。
お店のホームページ等を拝見していると、しっかりとしたコンセプトがあることがうかがえ、さぞかし素敵な時間を過ごすことができるのだろうと、楽しみにしていました。しかし、行ってみるとあの有様。。正直、とてもガッカリしました。マクドナルドやガストと変わらない。私が期待しすぎていたんでしょうか?それとも、今日はいつものコンセプトとは違う特別な日だったんでしょうか?
ただ、あんなに騒いでもOKなんだということであれば、心置きなく友だちとおしゃべりができるなぁと思いました。実際のところは、どうなんでしょうか?

というメッセージをいただいたので、お店から返信しました。

お店側からの返信

ご来店ありがとうございます。

おそらくですが、〇〇様のおっしゃる「素敵な時間」とは、「静かでゆったりとした時間」というような感じだと想像しています。

うさぎとぼくの考えについてですが、お子様の入店をお断りしているわけでもなく、店内のおしゃべりを禁止しているわけでもありません。
その日その時間のお客様の数や構成によってお店の雰囲気が変わるのは当然のことだと思っています。読書をされるおひとりのお客様がたくさんおられる日、子連れのお客様がたくさんおられる日、お話をされるお客様が多い日。日によって基準値が異なります。
泣き叫ぶ赤ちゃんを追い出すわけでもありませんし、耳の遠いご高齢の方に小声で話すようにということもありません。

過度に雰囲気を崩すお客様がいらっしゃればお声かけしますが、全体として調和が取れていれば問題ないと考えています。
本日の営業については、おしゃべりされているお客様の横のお席でも目を閉じてお休みになられている方がおられたり、おしゃべりをされるお客様が複数組いらっしゃったなかでも、比較的バランスが取れていた日だったとお店としては捉えています。

○○様の求められているお店への期待と、お店として考える基準が違ったのかも知れません。

では、失礼します。

お店でのルールは「周りの人に迷惑をかけないこと」それだけ

ものすごく賑やかな女性たちがおられる、この方にとっては不快な環境で何時間も居続けたタフネスさはすごいなぁと感心しています。
ちなみに、お店からの返信に書いた「目を閉じてお休みになられていた方」というのが、メッセージをいただいたお客様ではないかなぁ…と。座席位置や在店時間を考えるとそのように推測しています。

さて…、

このお客様も含め、ウチのお店について誤解されがちなことなんですが「静かにしなければならないお店」と思われていることが多いです。それが発展してか「お子様の入店禁止」と思われていることもあるようです。
お店として考えていることを歯に衣着せず発信してしまうことや、あらかじめ5名様以上の入店をご遠慮いただいている ことなども、そのように捉えられる理由になっているかも知れませんね。

過去に、

とツイートしたこともあるんですが、お店のなかでは静かにしないといけないということは思っていなくて、「周りの人に迷惑をかけない」ということだけ。おそらく電車や公共施設など人の集まるところと同じ。お店側からお話しするようなことは全てこの理由に集約されると思います。
なので、例えばノーゲストのときに店内で賑やかに走り回っていたとしても気にしない。店内におられるお客様の状況によって場の空気感が違います。高齢の方などは自然と声が大きくなるし、赤ちゃんは泣くこともあるし、独り言が多い自閉症の方もいらっしゃいます。色んな人がいて、その時々の雰囲気が作られてる。

似たようなことは、前にもブログに書いたような…。

どんなお店の雰囲気が理想か…というお話
どんなお店が理想かという話 2014年にアメブロで書いた記事を修正した記事になります。 営業を続けるなかで「はじめましてのお客様」も多くなってくるので、こういうお話って、定期的に書いたほうが良いのかなぁ…と。 うさぎとぼくは開業準備中から、...

一文を抜粋すると「自然に周りに配慮しながら、ほどよい距離感でそれぞれが穏やかに過ごしている感じ」。そういうのが理想。

自分本位ではなく、他の人に思いを馳せること。
これは店内だけでなく、自分たちも日常的に心がける必要があると意識していること。

お店として大切にしていきたいことは繰り返し伝えていく必要があるんだろうなぁ…と、そんなことを思いました。

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