営業を再開するなかでお店として感じていること
ここ2週間で2匹の子猫を里親さんのもとへ送り出しました。
店内にはずっと猫がいたので「うさぎとぼくなのに何で猫がいるんですか」という質問があったんですが、これからは「あなたが猫と思うから猫なんですよ」と答えようと思っています。
さて…、
話題の新型コロナウィルスですが、全国的にも少しずつ陽性判明者が増えているとニュースで報道されています。第2波が来ているという認識のよう。不安に感じている人の割合はやはり多いものの、4月ごろと比べるとウィルスに関する情報も増えてきているので意見の違いもハッキリ出てきているような気がします。店内の様子を見ていても、意識せずに行動している人の割合が増えてきました。
抗体ができにくかったり、抗体ができても3ヶ月で消えたり、PCR検査も当初とは前提条件が違っていたりなどの情報を見るなかで、個人的にも現在の行政が行っている対策の根拠がそもそも正しいのか、現在の方向性で大丈夫なのかということ自体を疑っていて、そのうち「大きなちゃぶ台がえし」をしないと終わらないかも知れないと感じているところです。
みなさんがそれぞれの考えや想いで行動されているのは大切なことなので尊重したいと思っていますが、お店をご利用になる場合は一定のルールに合わせていただくこともあるので、現時点でお店として考えていることを整理してお伝えしておこうと思います。
先月にも同じようなことを書いていますが…。
大切にしたいと思っているのはウィルスへの正しい理解よりも他人への優しさ
他店と比べるとお店としてのルールが多いんですが、ひとことでまとめると「お互いに配慮して心地よく過ごしましょう」ということだけ。なるべく自由に過ごしていただきたいと思っていますが、同じ空間と時間のなかで過ごす方への配慮がある前提での自由なんですよね。
ウィズコロナのなかでルールがほんの少しだけ変わったんですが、お店としての基本的な方向性は開業当初から変わっていません。これまでにも何度かブログに書いています。
お店として環境設定を行うことや人数や時間を区切ることで、他ブループのお客様へ感染することはほぼ起こらないと考えています。
ただ、お店としてどれだけ対策をしても、外出や来店に対しての不安があるお客様はまだたくさんいらっしゃって、店内で過ごすお客さまのなかでも久しぶりに勇気を振り絞って来店された方もいらっしゃいます。より弱い立場にある人や不安を抱えている人たちに向けたより一層の配慮や優しさが必要で、お店としてはお客様の不安に寄り添いながら安心して来店できるお店づくりをする必要があると思っています。
感染に不安を感じている人、ただの風邪の一種だと認識している人、健康な人、基礎疾患や高齢者など重症化リスクの高い人、事情があってマスクができない人、自身で感染防止対策が可能な人、自身でどう行動すれば良いのか判断することが難しい人…。
色んな考えや立場の人がいて、それを責めるでも切り分けるでもなく包括して存在しているのが自然なお店のカタチで、色んな考えや立場の人が関わるなかでの「最大公約数」的なものが開業からのお店のルールだったり、感染防止対策のためのガイドラインだったりすると考えています。
個人的にもコロナウィルスに対する考え方はあるし、お客様それぞれにもあると思うんですが、考え方が違う人や自分とは違う行動を取る人を批判したり責めたりするのではなく、それぞれのお客様の優しさや想像力を持ってお互いに配慮をしながら、みなさんが安心して店内で過ごすことができれば嬉しいなと思っています。
ということで、鬼の形相でヤイヤイ言うことがあるかも知れませんがよろしくお願いします。