先日の記事で、うさぎとぼくは無理して仕事をしないことを大切にしている…というような話に少し触れました。
ともすると「仕事をナメるな」と言われそうな内容ですが、意外と共感いただける方が多かったような気がします。
ちょっと昔の話になりますが…。
上手くいってなかったら、まずは仕組みを変えてみる
うさぼく夫婦は、これまで福祉施設などで障がいのある方とずっと一緒に仕事をしてきました。
その様子を見ていると、どの方も「これ以上ないくらいに頑張ってる」んですよね。一般の方と比べて生産性は低いかも知れないですが、その人なりの頑張りを見せている。
だから、生産性が低いからといって、能力をこえて無理をさせるというのはおかしなこと。一緒に仕事をする仲間として、個人の尊厳を傷つけることにも繋がるのではないかと思っています。
仕事に携わるなかで「もっとこうしたい」とか「もっとできるようになりたい」というような想いに対してはしっかりと応援します。
ただ、仕事が思ったより上手くいってない、はかどっていないと感じたなら、まずは、やり方、考え方、環境、仕組みを変えてみる。そのほうが大切なことなんだろうなぁ…と。
この福祉施設での経験や考え方が、自分たちが仕事をする上でのスタンスにつながっているような気がします。
みんなそれぞれに頑張っているので、まずはそこを認めたらいい
みんなそれぞれに仕事を頑張ってる。
ただ、これって障がいのあるなしに関わらず、誰でも同じことだろうなぁ…と。
自分自身も周りの人もそれぞれに頑張っているのに、仕事に行き詰まったりすると、現時点での頑張りを認めたり肯定することもなく、自分のダメなところばかりに目がいってしまい余計に無理しようとする。その上、心がすさんでしまったり…。
そんな状況になってしまうことが多いような気がします。
まずは「I’m OK, You’re OK.」でいいのになぁ…と。
無理をしないために必要なのは、今の自分を受け入れること
良いところも悪いところも、できるところもできないところも含めて、大切で価値のあるひとりの人間。今の自分を肯定できると、周りと比較することなく気持ちもラクになるんだろうなぁ…と。
前向きにあきらめたり開き直るチカラって、個人的にとても大切だと思っていること。
無理をしないという言葉をよく使うけれど、けっして現状維持でいいと思ってるわけではなくて、フラットな気持ちで自分自身や置かれている状況を捉えた上で、少しずつ理想の状況に近づければ…と。
そんな風に思っています。
ではでは。
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