日曜日、立冬。
雨のため湿度も高く、お店はドアを少し開け扇風機をまわしながら営業するくらいの暑さだったんですが、今年も灯油の販売車が来る季節になりました。
先日ストーブを出したところ。いよいよ本格的に冬支度をはじめる時期に。
近隣には2社の販売車が回っていて、この前の火曜日からは別の会社もまわりはじめました。でも、そちらは見送り。
価格はそちらのほうが安いときもあるんですが、お店では毎年決まった会社から買うようにしています。
顔なじみのちっさいおじさん。この季節になると顔を合わせて、シーズンが終わると「また次の冬に…」と言って別れる。通るたびにお店を気にかけてくれる。関係性と安心感。
そういうのが良いものだなぁ…と。
という感じで、今年もいつものちっさいおじさんが来るのを楽しみに。
今日の午前中、おじさんの車が走るときに流れる「雪やこんこん」のメロディが聞こえてきたので、仕事の合間、急いで灯油缶を玄関に出して待っていました。
でも、車から降りてきたのは、ちっさいおじさんではなく、まったく知らない若くて背の高い男性。
気になったので、話を聞いてみると、どうやら、ちっさいおじさんはギックリ腰で動けなくなったそう。
灯油18リットルって、なかなか重いですもんね。
いつまでも同じように続くものはないと分かっているものの、ちっさいおじさんが来なくなるというだけでも、なかなか淋しいもの。
あぁ、ちっさいおじさん…。
あらためて、今を大切に過ごさないとなぁ…と思う出来事でした。
まぁ、というよりは腰を大切に過ごさないと…ということでしょうか。
ちっさいおじさん、お大事に。