長野への帰省時には丸山珈琲さんへ行こうと思っていたんですが、予定が変更になり断念。鳥取への旅行では少し足を伸ばしてこちらへ行ってきました。勉強というよりは、ただただミーハーなだけですね…。
カフェロッソさん。有名な門脇バリスタのお店。
京都から来ている方など、遠方からのお客様も多いようでした。
旅行やお休みのときにカフェや雑貨店など気になるお店をまわったりするんですが、そこで大切にしているのは「お店が考えていることや見ているものを想像して、自分たちの方向性を確認する」こと。基本的に影響されやすかったりブレやすい性格なので、常に自分の軸から物事を見ないとお店づくりに違和感が出てしまうんですよね。
お店をはじめる前は、一般的に飲食店がどんなものかもよく分からなかったので、他店のメニューや価格など表面的なことをよく見ていたんですが、お店をはじめてからはあまり気にしなくなりました。
今でもお店をまわると、内装や什器類など自分たちのお店づくりのなかでのインスピレーションを得るようなことも多いですが、カフェ開業マニュアルとかに書いてあるような、競合他店の立地、客層、商品構成、価格帯などを見ましょう…みたいなことは大切ではないのかも…と。そもそも競合という発想自体もどうかと思うし、他店と比較してあれこれ考えるのも違うような気がしています。
ちょっと話はそれましたが…。
こちらのお店はPOPやメニュー構成などを見ていても「誰のほうを見ていて、どんなことを伝えようとしているか」みたいなのがハッキリ見えるような気がしました。どのジャンルでもその道を極めている人を見ると同じ印象を受けるんですが「ひとつひとつの振る舞いの意図が言葉にしなくても明確に伝わってくる」感じというんでしょうか。お店のしつらえもバリスタの動きも無駄がなくて本当にそんな感じ。背中で語る…みたいな?
色んなメディアで取材記事を読んだりするので特にそう感じやすかったのかも知れませんが…。
視点の持ち方や表現方法など、ひと工夫するところや改善するところを分かりやすく示してくれているような…。また、それが分かるだけ自分たちも少しは成長したのかなぁ…と。
すごく学びの多かったお店。これからもう少し、前へ進めそうな気がします。
でも、やっぱりただのミーハー。