以前勤めていた職場で事例発表をしたときに、ここの建物に来たなぁ…と思いつつ。
昨晩は、昭南ビルのmanomanoさんに誘われて、芦原橋にあるA’ワーク創造館で開催された「地域プロデュースセミナー」に参加してきました。
どっぷり昭和町の日に「昭和のまちのバイローカルマーケット」を開催されているサルトコラボレイティブの加藤さんと丸順不動産の小山さんのお話。
加藤さんからは地域プロデュースについて。
小山さんからは昭和町のバイローカルの取り組みについて。
お店をするようになってから、マーケティングとコーヒー以外のセミナーに参加したのは初めてかも…。
セミナー中は、iPhoneでスライドの写真を撮ってiPadに貼り付け、スタイラスペンでメモを取っていくスタイル。店主のこれからのセミナーの参加の仕方として定着しそうです。
個店から地域へ視座を上げた取り組み
参加前に本を読みながら内容について夫婦で話をして、参加後はメモを見ながらセミナーの内容をフィードバック。前後1時間ずつ夫婦で話し合い。
話し合いをすることで、より自分たちのものとして身につくような気がします。
夫婦の会話としては、なかなか盛り上がりました。
エリアに点在するお店など地域資源を自分たちのお客様に向けて編集、情報として発信していく。お店のある地域に興味を持ってもらい、日常的に地域について意識する時間や足を運ぶ機会を増やす。
地域のイメージづくりや昭和町エリアでの消費、結果的には自店への集客にもつながる。
自分たちのマーケティングを個店レベルから地域レベルへ視座をあげるカタチで取り組んできた内容。
話を聞いていると、この開業前から意識してやってきたことは、エリアリノベーションの方法と照らし合わせても概ね違ったものではないんだなぁ…と。
バイローカルについては地域プロデュースの方法論と少し違うのか、取り組みの経過や顧客層の設定など想像とは離れていたけど、実際の様子からでは分からなかった背景がよく見えたような気がします。
個々に専門性を発揮しながら…
昭和町にある他のお店や会社も、ソーシャルメディアをよく活用しているし地域情報についての発信が多い。バイローカル以外にも、すいむすむ やちょっとよってこ阿倍野昭和町 など、地域情報を主として発信しているサイトやソーシャルメディアもいくつか存在しています。
そのような個人やグループが、個々に専門性を発揮しながら、ときにはゆるやかな関係を持って有機的に連携しながら地域に貢献していければいいのかなぁ…と。
そんな風に感じました。
セミナーを受けて夫婦で話し合いをすることで、地域に対してのお店としての到達や今後の課題に気づけたような気がします。
manomanoさんと昭和町のビストロマルセルさんでセミナーの振り返り、フリーマガジンすいむすむの話など…。
バイローカルな1日でした。
関連リンク
・昭和のまちのバイローカル Facebookページ
・エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ