お客様の日常を支えるお店としての役割を意識していくこと
新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛要請が出ている大阪の週末。お店の営業が終了しました。
昨日の土曜日は、周囲の状況確認のためか、うさぎとぼくは確実に休むだろうという予想のためか、比較的ゆったりとした営業でしたが、今日の日曜日はバタバタと回らなくなるくらい忙しかったです。営業時間を短縮したために、お客様がたくさん重なって来られたのかも知れません。
昨晩、用事のついでに周辺を歩いてみましたが、外出自粛という感じがしないくらいに人が歩いていました。変わらず普段通りの生活を送ろうと意識しているのか、来週以降に都市封鎖されるかも知れないと見越して、最後の週末を謳歌していたのかはちょっと分かりませんが…。
不安を煽るわけではないですが、お店としては週明け以降の営業がどうなるのか見通しが持てないくらいに危機感をもっています。
喫茶営業についてはストップせざるを得ない状況になるかも。
お客様の日常を支えるお店としての役割を意識していくこと
毎週来られるお客様が来店時にとても安心した顔をされていました。来週はもしかしたらもっと大変な状況になるかも知れないけれど、自分たちがお客様の心の支えになっていて、日常を奪ってしまうことがないようにと心がけながら、バランスを取った動きを考えていければ思っています。
— うさぎとぼく【大阪阿倍野・昭和町】 (@usaboku) March 28, 2020
昨日のツイートより。
下町にあるコーヒー店ですので、お客様の日常に寄り添う立場として、なるべく変わることのないよう営業を継続できればと思っています。
不安が続く状況のなか、お客様の様子を見て、あらためて地域の拠り所としての自分たちの役割を実感したところです。
気持ちが張りつめていると思うので、短時間でも一息ついていただければ。コーヒーにもそんな役割があるのかなと。
営業のスタイルについては、この週末にお知らせしていたようなカタチで今後も続ける予定にしてます。変更がある場合はまたお知らせします。

要約すると、
・カウンターの席数を少し減らし、換気をよく行います。
・喫茶については、なるべく少人数で短時間のご利用をお願いしています。
という感じです。
お店の営業については、上記の三つの密に注意していければ。
外出が不安なお客様もおられると思いますので、オンラインショップも併せてご利用ください。
まだまだ感染のピークを迎えていない状態なので、おそらくですが、このスタイルを年単位で継続することになるのではないかと思っています。
ウィルスに対して正しく怖れながら、折り合いをつけていくことができれば。
変化するときは常に基本に立ち返りながら
いつも来ていただいているお客様の心の支えになれるように、日常を奪ってしまうことのないように心がけながら営業を継続できればと思っていますが、新型コロナウィルスと上手に折り合いをつけながらの生活がこれからどのようになっていくのか、まだ見通しが立たない状況です。
お客様のライフスタイル自体もWithコロナの生活に合わせて変化していくでしょうし、自分たちもそれに合わせてビジネスモデルをガラッと変換していかなければならなくなっていくような気もしています。
「自分のできることをすることで、それが誰かの役に立つこと」
仕事の本質で、自分たちがお店づくりについて考えるときに大切にしていること。
これからお店自体が変化することを迫られたときには、基本に立ち返りながら自分たちのあり方を考えていきたいと思っています。

みなさんに助けを求めることがあるかも
世間の状況をいち早く察知しながら動いていければと思っていますが、これからの見通しが持てない状況ですので想定していないことが起こるかも知れません。
自分たちの力量ではどうにもならいことも出てくるような気もしています。
そのときには迷わずSOSを出そうと思っていますので、そのときはよろしくお願いしますね。
また、みなさんの助けにもなることができればと思っています。