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毎年恒例のアレ、残念ながら今年から用意できませんが、作っている人にとっては良い選択だったのかな…と

昔からのお客様にはお馴染みのアレ、もうありません。

昨年の電通の事件以来、じわじわと世論自体が残業や長時間労働が悪だという流れになってきているなぁ…と。
うさぼく夫婦の関わりのある福祉施設も労基署の指導が入り残業禁止になったそう。

人員不足の影響もあるかと思いますが、ファミレスなどの飲食店が24時間営業をやめるとアナウンスしたり、百貨店などでは元旦営業の是非ついて論議されていました。
月末の金曜日は退社時間を早めるというプレミアムフライデーも、今年から実施されそう。

もっと気持ちをラクに働いたらいいじゃないかと口では言いながらも、「ウサボクサン、ヤスミオオイネ」と陰でささやかれ、肩身の狭い思いをしてきた夫婦としてはホッと一息。うさぎとぼくの意見がマジョリティに。

でも、ただ労働時間を短くするだけではどこかで歪みが出るだろうなぁ…と。ハタから見ていて、そんな風に思っています。

さて…、

冒頭にあるビンの写真を見て、昔からお店に来られている方は「あぁ、あの季節だね」と思われるかも知れません。
バレンタイン向けの商品「ショコラキューブ」の入っていたビン。新年早々、バレンタインの話。

これまで福祉施設さんが出向する工場(こうば)で製造をお願いしていて、工場が負債を抱え閉鎖になってからは、牛乳屋さんの一角を間借りして仕事を続けている元スタッフさんにお願いしていました。うさぎのビスケットも以前はこちらで作っていただいてました。前職も含めると10年近い付き合いになるでしょうか。

工程も多い商品を安価でこなされており、作業も多くて製造が深夜に及んだり、疲れのため納品中に事故を起こしたことも。納品時にお話しするときも、いつも疲れた様子で手も荒れてガサガサ。うさぼく夫婦の間では「ミレニアルおしん」「21世紀の蟹工船」と呼んでいた彼女。

今年はどんな塩梅だろう…と気になって声をかけてみたんですが、ついに限界を感じたよう。「もう…ちょっと無理です…ごめんなさい泣」とのこと。
責任感が強く、ずっと無理な働きかたを続けていた彼女。やっと立ち止まって考えることができたのかな…と。工場も閉鎖し返済の必要もなくなったので、肩の荷が下りたのかも知れません。

おしんの足元を見つつ、あわよくば「今年も作らせてやろう…うへへ」と目論んでいたんですが、自分たちとしても結果としては良かったのかなぁ…と思っています。

まずは自分を大切に働いてくれたらなぁ…と。

ということで、恒例のショコラキューブはなく、うさぎとぼくはバレンタインに向けてノーアイデアな今年。
なにかしら考えないといけないなぁ…と、切羽詰まっています。

ではでは。

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ウワグチ タカキヨ

ウワグチ タカキヨ

店主うさぎとぼく
大阪・阿倍野昭和町にある築80年の長屋で営む珈琲店「うさぎとぼく」店主。魚座、O型。元福祉職、キャリアカウンセラー。精神保健福祉士。現在、セミナーの準備中です。 左側のアイコンは店主個人のSNSアカウントです。