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【マーケティング】グローバルを意識すればするほど、お店はよりローカルになっていく – パッケージに地名を入れる3つの理由

この記事は約3分で読めます。

グローバルを意識するほど、お店はローカルになっていく

うさぎとぼくオリジナルコインチョコ

合計で30万近く振り込んだ、今年はまったく採算が取れない予定のコインチョコ。
下町の喫茶店がやることじゃないよね…とお客様からは言われますが、まぁ仕上がりにも満足はしているし楽しかったらいいかなぁ…と。
型が手彫りだそうなので、やっぱりそれくらいの金額にはなるとは思う。

パッケージもなんとなく出来上がってきました。発売まで今しばらくお待ちくださいませ。
バイローカルマーケットでも販売予定です。

このコインチョコもそうなんですが、うさぎとぼくで作る商品には必ずお店のある地名を入れるようにしています。「大阪・阿倍野・昭和町」の文字、あとは店名とロゴも。
コインチョコ自体は英語表記で「OSAKA・ABENO・SHOWACHO」と入っている。たぶん、阿倍野や昭和町という文字が入ってるコインチョコは他にないと思うなぁ。たぶんこれからもなさそう。

この地名を入れている理由は、今パッと思いついた理由が3点。

1 写真を見ただけでお店のある地域(と店名)がすぐに分かるから

例えば、お客様がSNSに投稿した写真を他の人が見たときに、チェックインやハッシュタグ、店名の記載が文面になくても、どこにある何という名前のお店なのかすぐに分かるように。インスタ映えというよりは、情報の伝わりやすさや分かりやすさを意識したこと。

2 遠方から来られたお客様のお土産になるから

開業前からソーシャルメディアを使っていたので、はじめから遠方からのお客様もおられました。来店した記念にお土産を買っていただけて、それを受け取ったお友達も「阿倍野にあるうさぎとぼくというお店に行ってきたと」いうのがすぐに分かると、会話にも繋がりやすいだろうなぁ…と。

3 地元の人が外に持っていくお土産やギフトになるから

今年のはじめにオンラインショップをはじめてから「ギフトをやっている」という認知が広まってきたようで、比例して店頭での需要も増えてきました。
百貨店では買えない、地元の商品として選んでいただけているみたい。お持たせ的な用途では、阿倍野や昭和町と表記があるとやっぱり相手にも伝わりやすい。

パッケージなどに地名を入れている理由はそんなところから。

お店はいい感じなんですが、ちょっと難のある店主がやっているので、好き嫌いも分かれるところ。
オープン前から「周辺の人だけをターゲットにしていたら無理やな」と思っていました。(今はオープン時ほどではないと思っています)

周辺のお客様だけを意識していれば「うさぎとぼくが昭和町にあるお店」というのは分かりきっていることなので、あらためて表記することもないんですが、地元のお客様だけではないウチのお店にとっては大切なこと。

昭和町、阿倍野、大阪、近畿とGoogleMapを見るようにエリアを俯瞰していくことが必要で、それをすればするほどお店は地元を意識したものに必然的になっていくように思っています。昭和町らしさというのはどんなところかなぁというところ。

今いる場所から少し視座を上げてみると、また色んなことが見えてくるような気がします。

グローバルを意識するほど、よりローカルに。

地元の人が自慢に思ってくれて、遠方の人からは魅力的に映る街とお店に。
それが11月に出店するバイローカルの意味合いに繋がることでもあるのかなと。

昭和のまちのバイローカルマーケット
日程:2017年11月5日(日) 10時〜16時
場所:長池公園
うさぎとぼく Online Shop powered by BASE
大阪阿倍野・昭和町にある築90年の長屋を改装した自家焙煎コーヒー専門店。オーダーいただいてから焙煎するコーヒー豆や福祉施設で製造する焼菓子、ギフトセット、オリジナルグッズなどをお求めいただけます。オンラインショップ限定の商品も。
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