営業終了後、阿倍野だんごさんへ行くと、月見だんごは売り切れ。そのまますごすごと帰ってきました。
さて、今日は「中秋の名月」。うさぎ繋がりでお客様からプレゼントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
特にお店のイベントごとでもなく、「お月見だから…」でプレゼントをいただくなんて、ウチだけなのかなぁ…と思ったりします。つくづくウサギモチーフのお店で良かったなぁ…と。
月ではうさぎが餅をついている…日本では当たり前のように普及しているお話。今日のお月見や明日見ることができるスーパームーンなどを見ながら、和やかにそんな話をするのかなぁ…と想像しています。
でも、どうして月にうさぎがいるんだろうって、気にしたことがありませんでした。
で、なんとなくネットを見たときに見かけた記事。
月でうさぎが「餅つき」しているのはなぜ? 海外での月の模様の見られ方 [暮らしの歳時記] All About
なぜ日本では、月で兎(うさぎ)が餅つきをしているといわれるのでしょう? そもそも、月うさぎってどれ? なぜウサギなの? 月の模様をどう見るかは国によっても違います。うさぎの餅つきの由来、伝説、海外での場合などをご紹介しますので、十五夜に月の...
諸説あるようですが…、以下、記事より抜粋。
昔、あるところにウサギとキツネとサルがおりました。
ある日、疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べ物を集めます。
サルは木の実を、キツネは魚をとってきましたが、ウサギは一生懸命頑張っても、何も持ってくることができませんでした。
そこで悩んだウサギは、「私を食べてください」といって火の中にとびこみ、自分の身を老人に捧げたのです。実は、その老人とは、3匹の行いを試そうとした帝釈天(タイシャクテン)という神様。
帝釈天は、そんなウサギを哀れみ、月の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。
ある日、疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べ物を集めます。
サルは木の実を、キツネは魚をとってきましたが、ウサギは一生懸命頑張っても、何も持ってくることができませんでした。
そこで悩んだウサギは、「私を食べてください」といって火の中にとびこみ、自分の身を老人に捧げたのです。実は、その老人とは、3匹の行いを試そうとした帝釈天(タイシャクテン)という神様。
帝釈天は、そんなウサギを哀れみ、月の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。
これは、仏教説話からきているお話です。
また、このお話には続きがあり、『うさぎを憐れんだ老人が、その焼けた皮を剥いで月に映し、皮を剥がれたうさぎは生き返る』という説もあります。だから、月の白い部分ではなく、黒い部分がうさぎなんですね。
なんとも切ないお話…。
でも、焼け焦げて皮が剥がれたうさぎが餅をついているという…。ある意味ホラーかも。
ちなみに、餅をついているのは、「うさぎが老人のために餅つきをしている」とか「うさぎが食べ物に困らないように」という説がありますが、中秋の名月が豊穣祝いであることを考えると、たくさんのお米がとれたことに感謝する意が込められているようです。
今からそんな切ない話を酒の肴に、月を眺めたいと思います。