最近、自分のなかで気になっているテーマが、公共施設の禁煙、フィンテック、テクノロジーの進歩。
なんとなく今年が、自分たちの仕事のあり方が変化していく変わり目なのかなぁと思っています。
今日は禁煙の話。
うさぎとぼくでは、昨年の春にお店で野良猫の里親探しをすることになってから禁煙に。
店裏で新しい野良猫を見つけたら保護するようにしているので、里親さんが見つかった後も引き続き禁煙にしています。
あとは、店奥にガスボンベも置くようになったのも理由でしょうか。
全席禁煙にしてから、もうすぐ1年。
現在は、景観のことを考えて店前での喫煙もご遠慮いただいています。
喫煙者で来られなくなったお客様もいらっしゃれば、変わらず来られているお客様もいらっしゃいます。
さて…、
昨年のオリンピックが終わってから、受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案のニュースをよく見かけるようになりました。
概要も決まり、3月上旬には法案が提出されるようです。
オリンピックまでなのでもう少し先かな…と思っていたんですが、意外と早く決まりそうですね。
飲食店や旅館業界からは反対意見も出ているので、小規模店での対応や電子タバコの扱いをどうするかなど何かしら細かな調整はあるかも知れないですが…。
これって、法律で決まるからどうかという話でもなく、全体的な流れで避けられないものなんだろうなぁと思っています。
年明けに単価の安い大衆居酒屋に行きました。タバコの煙がモクモクと漂ってくるし、歯の抜けたオバちゃんが「おい、ねぇちゃん!」と店員さんに声をかけるようなお店の雰囲気。そんな居酒屋や昔ながらの喫茶店など、健康的ではないけれど文化的にはアリだなぁと思うようなお店も次第になくなっていくんだろうなぁ…と。
分煙可と言っても基準は厳しいので工事期間やコストもかかりそう。個人店で対応することは絶対に難しそうです。
法律が施行されるよりも早くに「お店としてどう対応するか」を考えたほうが良さそうですね。ニュースを聞いて、もう実際に禁煙に舵を切っているお店もあるみたい。
お店の環境を変化させることは大きな決断が必要だと思っています。客足が落ちるかも知れないし、客層も変わるかも知れない。
ただ、プラスに捉えると「自分がお店として大切にしていることを見つめなおす良い機会」なんじゃないかなぁ…と。
喫煙可にしているほとんどのお店にとって、喫煙できることはお店のウリではないと思うんですよね。
もちろん、お客様が価値だと感じている場合もありますが…。
禁煙については、ウチのキッカケはネコさんだったんですが、何かしら変化を迫られるタイミングというのは「お店の価値を明確にするチャンス」なんですよね。
お店として、より突き抜けることができる良い機会なんだと思っています。
これから周りの環境がどのように変わっていくのか楽しみです。