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手間はかかれど暮らしを実感できるのが、長屋の良さなんだと思う

黒板にメニューを書こうと思ってから5年…

黒板にメニューを書こうと思ってから5年…

オープンすぐくらいから来店いただいているお客様。
カウンター上の黒板を見ながら「黒板にメニューを書こうと思ってると聞いてから5年経ったねぇ、まっさらやね…」と話しておられました。
もう、これが黒板だと認識しているお客様も少なくなってきたんじゃないかと思っています。

今後もメニューを書く予定は特にありません。

さて…、

長屋で過ごすようになってから5年。

これまでを振り返るように夫人がポツリと「色々と大変なことはあるけど、前に住んでいたようなキレイなマンションに住みたいとは思わないなぁ…」と言っていました。

網戸がない、すきま風がすごい、床がナナメになっている、見たことのない虫が出る、イタチが出る、裏で野良猫が寛いでいる、やたらと虫にさされる、雨漏りがする、壁がもげる、隣の灯りが壁の隙間からもれてくる…などなど。

これまで住んでいたマンションに比べると想像していなかったことも起こったり、なにかと手間がかかったりしますが、考えてみると自分もまたマンションで暮らしたいとは思わないなぁ…と。ちょっと息苦しさを感じてしまうかも知れない。
もし、阿倍野とは違った場所に移り住むとしても、また小汚い古民家を探すような気がします。

手間はかかることもあるけれど不便と感じることはなく、逆にその手間が魅力だったり…。
なんというかこう「暮らしている感じ」というのが実感できる。気持ちもゆるく過ごせるような…。

しっくりと言い表すような言葉が見つからないですが…。

もっと若いころには興味もなかったし、実際に過ごしてみてから気がついたこと。

あくまでも個人の価値の捉え方によるものなんですが、ご来店いただいく方には、なんとなくこの雰囲気を感じとって持って帰ってもらえたらなぁ…と。

夫人の話を聞きながら、そんなことを思いました。

又三さんと白黒さん

又三さんと白黒さん

年明けからずっと姿を見ていなかった又三さん。
お亡くなりになったと思っていましたが、半分だけ顔を見ることができました。

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ウワグチ タカキヨ

ウワグチ タカキヨ

店主うさぎとぼく
大阪・阿倍野昭和町にある築80年の長屋で営む珈琲店「うさぎとぼく」店主。魚座、O型。元福祉職、キャリアカウンセラー。精神保健福祉士。現在、セミナーの準備中です。 左側のアイコンは店主個人のSNSアカウントです。