障害は人の内側ではなく外側にあるもの、無理して乗り越えようとしないでいいんですよね
元々、あまり健康ではない夫婦。
どちらかの体調がすぐれないときは喫茶をせず、店頭販売のみの営業になります。
今日もそんな1日でした。
毎日の営業状況についてはWebsiteに記載していますので、来店前にご確認いただければと思います。
自分たちが変わらなくても、環境が変わることでラクになることも多い
これまで勤めに出ていたときは、体調不良があるとパフォーマンスが低下したり欠勤したり。
そんな状態が続くと職場に迷惑がかかるので、体調だけでなく精神的な負担も感じることもありました。ただ、お店をはじめてからは、働いているのは夫婦だけだし、ご理解いただいているお客様も多いので、勤めていた頃と比べると気持ちもラクに仕事ができていると思います。ありがたいなぁ…と。
夫婦でお店を開業しようと考えた理由としては、こんな事情も含まれています。
あと、店主が夫人と一緒にいる時間をたくさん持ちたかったから。
自分たち自身に変わりはなくても、環境が変わることで「生きづらさ」を感じることは少なくなるんだろうなぁ…と思っています。
障害は内側ではなく、外側にあるもの
お店をはじめる前に施設に勤めていた店主自身の障害観なんですが…、
人はみんなどこかイビツで、なんとなく社会に合わせて問題なく過ごせる人もいれば、自分だけの努力では難しく生きづらさを感じている人もいる。
その自助努力だけでは解決することの難しい生きづらさ、社会との差が、障害というものなんじゃないかなぁ…と。
社会で不自由なく過ごすことができるラインがキレイな○で、人がそれぞれカタチの違う歪んだ○だとしたら、線が重ならず届かないところが「それぞれの生きづらさ」。
(図で書いたほうが分かりやすそう…)
この「生きづらさ」が障害であると認識しています。
程度の差はあれ誰でも抱えているものだし、社会環境や価値観が変わるとこの生きづらさを抱える人もおのずと変わっていくもの。
実際の見た目などもあったりするので、その人自身の問題として捉えがちなんですが、解決するべきところは生きづらさを解消すること。
本人の外側にある問題なんだろうなぁ…と思っています。
フォーカスするポイントは、それぞれの生きづらさ。
障害者じゃなくて、周りにある障害物を取り除いていくような話。
進む先に大きな石があれば、みんなで動かせばいいようなこと。
必要以上に無理をさせて、乗り越えるものでもないんですね…。
もし、周りの誰かが生きづらさを感じていて自分を責めていたとしたら、問題はあなた自身にあるんじゃないから大丈夫、と伝えたいなぁ…と。
そんな風に思っています。
伝わるかなぁ…。