9月12日(木) 09:00〜18:00
店頭販売のみ
(木曜日の店内飲食はありません)

うさぎとぼくをどんなお店にしようか…という前に話し合ったこと

この記事は約3分で読めます。
Djangoさんで、エスポアドイさんのワインを飲みながら夫婦で話

Djangoさんで、エスポアドイさんのワインを飲みながら夫婦で話

週の営業が終わって、ちょっと遅めの夕食に松虫にあるDjango(ジャンゴ)さんへ。
レコードから流れる音楽を聴きながら、ご近所のエスポアドイさん直輸入のワイン片手に夫婦で仕事の話。

最近の周囲での変化や、営業中にあった話など…。

どんなお店にしようか…という前に話し合ったこと

仕事の話をするたびに、夫婦では「自分たちが仕事で大切にしていくこと」について再度確認することが多いです。
ブログでも、柱、方針、軸…という言葉をよく使っていると思う。

コーヒー、障がい者支援、地域との関わり…と3つの大切にしていくことがあって、現在の環境と自分たちの積み重ねてきたことや発揮できることを確認しながら、具体的にどんなことに取り組んでいくかをその都度決めていくような感じ。

これまでの仕事でも同じやり方をしてきたので、夫婦で「お店をしようか…」と話をしてから、先に「自分たちが仕事で大切にしていくこと」を話をしていました。
自分たちにとってのマニュフェストみたいなもの。

コンセプトやメニューなど、どんなお店にするか…という話はそれを決めてからのこと。
業種や業態、業務内容についても決まったものではなく、状況に合わせて変化させていければ…。

喫茶店やコーヒー豆屋という括りに縛られなくてもいいんですね。

自分たちの大切にしていくことがブレがなければ、何をやってもいい。
経験を積み重ねていくことで、取り組む内容は自然と広がっていくものだと思っています。

どんなお店にするかよりも、自分たちはどうあるべきなんだろうか…。そんな話をすることが多い。

うさぎとぼくは店名ではあるけれど、自分たちの姿勢を表すものかも知れないなぁ…と。

対処と対応は違う

対処:ある事柄・情勢に対して適当な処置をすること
対応:相手の出方に応じた態度をとり、事を処すること

施設で働いているときによく使っていた言葉。
利用者さんに問題が起きたときに、「その場しのぎの適当な処置で取り繕うのではなく、支援の方向性や本人の内面に寄り添って向き合えているかどうか」が大切だとよく話していました。
対処が積み重なると、最終的に大きな問題に発展してしまうことも多い。

お店でも、売上が伸びないとか、お客様のトラブルが起こったとか…。
状態に対して取り繕うようにして切り抜けたとしても、根本的な解決にはなっていない場合も多いんですよね…。

例えば「売上が伸びないから営業時間を伸ばしてみよう」「集客が伸びないから新しいメニューを出してみよう」というのは、すぐに状況が改善されたように見えたとしても、それと同時に終わりへの1歩を踏み出している場合も。

夫婦では何か悩んだときに、「うさぎとぼくとして大切にしていること」に必ず立ち返るようにしているんですが、たぶんそれは「目先の対処に終わらず、しっかりと向き合うため」に自然にしているんだろうなぁ…と。

お店でひとしきり会話をしたDjangoさんからの帰り道、夫婦でそんなことを話していました。

Translate
タイトルとURLをコピーしました