びっくりするくらいの神社の賑わい。節分に神社へ出かけるということがこれまでなかったので、なかなかのカルチャーショックでした。
先日の定休日のお話。
阿倍王子神社の節分祭に行ってきました。あびこ観音へ…とも思ったんですが、焼菓子の納品待ちや営業の準備もあったので、近いところで。
着いたときには神社の前に行列、境内にもすごい人だかり。タイミング良く、福豆をいただくことができました。
お店の前にはどこかから飛ばされてきた大豆の皮。民家の間を歩いていくと、ところどころのお家から焼き魚の匂い。買い物に行くと、恵方巻きや節分そば、鰯などが所狭しとなどが並んでいて、みんなが手に取ってる。なんだか風情があるなぁ…と。
小さい頃は、鰯や大豆もそれほど好きではなかったし、かんぴょうやシイタケなどの入った恵方巻きも苦手。ウチの鰯はしょうが煮で、昔は恵方巻きも1種類だけ。
節分は本当に嫌な行事だと思っていたんですが、年齢を重ねると味覚や感性も育ってくるもので、なかなか良いものだと思うように。
冬至やお正月、節分など、季節の節目の行事や風習を大切にすること。少し立ち止まって自分の生活を見つめるキッカケに繋がったり、ココロやカラダが整ってくるような気がします。
ルーティンという感じでしょうか。
行事の由来などが分かっているとより愉しみも増すんですが、特に意味が分からずにやっていても、それはそれで良いものなんだろうなぁ…と。
黙々と恵方巻きをほおばりながら、そんなことを考えていました。
いや、たぶん何も考えてないですね…。