地元の夏祭り。
松虫の交差点で乱闘騒ぎがあったようで、救急車とパトカーが停まっていました。
特に関わりあいたくはないですが、成人式のニュースで見るような「地元でだけイキる人たち」というんでしょうか。
これも地域のお祭りならではの風物詩なのかも知れませんね。
うさぎとぼくとしては、期待していた甘酸っぱい中学生たちのやりとりも堪能でき、無事にお祭りが終わりました。
さて…
先日のお祭りの準備が終わってブログを書いてから、普段やりなれなことをしたからか、あまり馴染みのない人たちとコミュニケーションをとったからか、店主は少し寝込んでしまいました。
少し悶々としながら考えることも多かったです。
今年は町会の班長。ほとんどする仕事はないと言われていたものの、やっぱり細々としたことは結構あるもので、その都度近隣の方とのやりとりが発生しています。
印象として、古くから住んでいる人のなかにも、新しく越してきた人のなかにも、近隣との関わりを拒む方がいらっしゃって、役割としてやっているだけなのに、コレちょっと煙たがられてる?と思うようなことも…。
単純な感想として「自分たちは雨漏り賃貸長屋なのでいつまでも居続けれられるわけじゃないけど、コンクリートの持ち家でずっと住み続けるのに何故にスタンスなん?」と思うんですね。
祭りの準備に参加していると「この家は(宗教的なアレで)縄を張らなくていい」など、ここのお宅の情報が地域のコアな人たちのなかでは共有されていて、「これは自分が聞いて大丈夫な話なのか」と思ったりすることも。
たぶん自分たちが想像している以上に、まだまだ深いつながりがあるようで、そんな様子を垣間見ると仕方のないことなのかなぁ…と納得したりもします。
戸建ての多い地域でも周囲との関わりを求めないというのは、時代の流れなんでしょうか。なかなか興味深く感じました。
割合としてはこれからも増えていくんでしょうね…。
ただ、このプライバシーのドロドロした感じ。新参者には怖く感じたり煩わしく感じることもあるんですが、地域がどんどん高齢化していくなかでインフォーマルなサービスに繋げやすかったり、防犯に役立ったりというメリットもおそらくあるので、一概に悪いこととは思えないなぁ…と思っています。
微妙なバランスの問題のような気もします。
また一方で、お祭りの準備に参加したり、自治会の中心を担っている人たちの顔ぶれを見ていると、近いうちにお迎えが来られそうな方も結構いらっしゃいます。
ひ弱な自分たちよりも確実にお元気そうなんですが、これだけは人生において避けれないこと。
積極的に携わる人がどんどん減ってきて、関わりたくない人がどんどん増えて…。
ハタから見ていると、慣習でやっていて意義が抜け落ちている取り組みも多そう。
そのうち、自治会自体が機能しなくなるような気もしています。
組織の存続というは、自治会も会社も意外と似たものなのかも知れませんね。
どこかで自治会自体を見直したりする必要があるんだろうなぁ…と。
布団に横になりながら、そんなことを考えていました。