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お店の商品の話、文脈があるからこそ伝わる価値っていうのがあるんですよね…

マスキングテープ、再発注するかは検討中です…

うさぎとぼくオリジナルのマスキングテープ。
ここ最近、まとめ買いをする方が何名かおられたので、一気に在庫が減りつつあります。
マステをカジノのチップのように積む、不思議な感覚です。

どうやら、Instagramで話題になっていたとか。
話を聞いてみると、お店では通販をしていないので、遠方の方に頼まれて買いに来たとのことでした。
ひとつひとつ送るとしたら、他人事ながら大変だろうなぁ…と。

作ってからあらためて思い知ったのですが、マスキングテープはコレクターの方がすごく多いみたい。

再度発注するかについては、まだ未定。
違うデザインでやりたいような気持ちもあるけど、考えるのは自分なのでちょっと面倒。
在庫がダブついたら、ノリの部分がネチョネチョしないかというのも心配。

そんな感じでまだちょっと迷っています。

さて、このマスキングテープ、お店からいっさい発送してなかったというわけでもなく、遠方の方にお送りしたこともありました。
作りはじめた頃に問い合わせがあったので対応をしていたんですが、営業時間が終わって片付けや翌日の準備が終わってから、夜遅くにメールの返信。
食事や睡眠の時間もずれ込むので、日常生活や営業に支障が出るなぁ…と思っていた矢先に、お電話で開口一番「お店には行くつもりないけど、マステだけ送ってほしいねん」との話。

これは大人気ないんですが、正直イラっと。
「やってません」とだけお伝えして電話を切りました。

で、思ったんですよね。

これは商品や金銭のやり取りはするかも知れないけれど、「うさぎとぼくのお客様」ではないよなぁ…と。
持っていないマスキングテープが欲しいだけで、うさぎとぼくのことは好きでもない。

ここに時間や労力を割くことは、自分たちにとってプラスではないと思い対応するのをやめました。

そんな経過があります。

コーヒー器具、豆、福祉施設の焼菓子、オリジナルのグッズなどお店に置いている商品は、日々のお店づくりのなかで、より良いものをと選んできたり、改良してきたりという経過があるんですよね。
ポンっと出てきたものではなくて、これまでのお店の文脈のなかで生まれてきたもの。

マスキングテープにしても商品ありきではなくて、 お店ありき。日頃やり取りをするお客様に想いを馳せることで、こんなのがあったら喜んでもらえるかなぁ…と考えながら企画したもの。
デザインなんかにしてもいつも、相手のことを考えながら「届くかなぁ」とニヤニヤしながら作っています。

日頃ご来店いただいていたり、お店が発信する内容を見ている方は、なんとなくこの文脈というのを感じとりながら「うさぎとぼくらしいなぁ」とか「そう、これこれ笑」というふうに思ってくれてるんだろうなぁ…と。
たぶん、お互いにニヤニヤしてる。

デザインじゃなくて、その文脈から感じる感覚が商品の価値や本質だったりします。
これまでお付き合いのある方には伝わると思いますが、店主のガトーショコラなんてその最たるもの。

うさぎとぼくを体験しているからこそ、分かる価値。

商品を企画するまでの流れだったり、商品に対しての想い入れがやっぱりある。
それはマステだけの話でもないし、ウチだけの話でもないんですよね。

たくさんの方が、これから間接的にうさぎとぼくのマステを手に取るのだろうなぁ…と思うんですが、ちょっとそんな作り手の想いにも、目を向けてくれると嬉しいなぁ…と願っています。

まぁ、ひとりよがりですけどね…。

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ウワグチ タカキヨ

ウワグチ タカキヨ

店主うさぎとぼく
大阪・阿倍野昭和町にある築80年の長屋で営む珈琲店「うさぎとぼく」店主。魚座、O型。元福祉職、キャリアカウンセラー。精神保健福祉士。現在、セミナーの準備中です。 左側のアイコンは店主個人のSNSアカウントです。