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自分のお店や商品自体に価値があるわけではない…という話

夏のブレンド「夏山路」を詰めたドリップバッグは、木と葉をあしらって。

夏のブレンド「夏山路」を詰めたドリップバッグは、木と葉をあしらった季節限定の絵柄で。

お友達のFacebookからすごく良い気づきをいただきました。

ここ最近続けていた周辺のお店さんとの会話も、もしかしたらこのあたりの視点のズレがあったのかなと思うこともしばしば。何気ない言葉づかいなので、つい流しがちになりますが、気をつけないとなぁ…と。

「お店に来る」と「お店に行く」、見ている風景は同じでもやっぱり違う

お客様がお店に来る、お客様がお店に行く。
お客様からお店が選ばれる、お客様がお店を選ぶ。
お店の商品が売れる、お客様がお店の商品を買う。

客観的に見ると同じ風景。イメージは共通しているので会話をしているとスムーズに話も進む。
ただ、深く話をすすめたりすると少しずつずれてきて、違和感の原因に気づかないままなんとなく話が進んでいくことも多い。
文章に起こしてみればすぐに気がつくこと。お客様を主体として見ているか、お店や商品を主体として見ているか。主体の置き方と視点の違い。
当たり前だけど見落としがちな視点。この違いが意外と大きいんだろうなぁ…と。

お店の営業について悩んでいて、どうすれば商品が売れるのかと考えるのと、どうすればお客様が商品を買うのかと考えるのでは、おそらく出てくる解決策も少し違ってくる。
たとえ、同じ答えが出たとしてもプロセスが違うので、伝え方や結果は変わる。

商品はひとりでに売れるわけじゃない。人の行動があってこそのもの。

商品だけに目を向けて考え続けてしまうと、はっきりとした答えが出ず深みにはまりこんでいきそうな気がしています。

自分のお店や商品自体に価値があるわけではない

お店で取り扱っている商品も、良い商品だから売れるというわけではなくて、お客様が価値を感じたから買うということ。
冒頭のドリップバッグだって、いいなぁ…と思った人は買ってくれるだろうし、何にも感じない人はやっぱり買わない。
自分用に、ギフトに、コレクションに…と用途やシチュエーションも人それぞれ。
お客様によって価値は違う。でも、商品の中身や質自体は同じ。

いくら自分で価値のある商品だと思っていても、「お客様にとっての価値」が伝わらないとやっぱり買ってもらえないし、お店にも来てもらえない。

価値はお店や商品自体にあるわけではなくて、お客様のなかにあるものなんですね。

お客様がどう価値を感じてどう行動するかが、お店の運営にとっては全て。だから、自分たちはいつもお客様に主体を置くようにしています。
お店の前提として良い商品づくりを目指すけれど、それは自分たちにとって良いものというだけでなく「自分たちのお客様にも良いから価値を伝えたい」と思うもの。

これは、どんな業態であっても、どんなポリシーを持ってお店づくりをしていても共通することなんじゃないかなと思う。
自分たちは当たり前だと思ってることだし、周りからも「そんなん当たり前やん」と言われるかもしれませんが…。

何気なく話していても、少し視点が違っていることもあるんだろうなぁ…と。

あらためて、普段の言葉づかいや視点の大切さに気がつきました。

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ウワグチ タカキヨ

ウワグチ タカキヨ

店主うさぎとぼく
大阪・阿倍野昭和町にある築80年の長屋で営む珈琲店「うさぎとぼく」店主。元福祉職、キャリアカウンセラー。精神保健福祉士。現在、セミナーや通販の準備中です。 左側のアイコンは店主個人のSNSアカウントです。