クリスマス商戦まっただなかですが、うさぎとぼくは戦場におもむく予定がないので、バレンタインの話をしたいと思います。
うさぎとぼくでバレンタインと言えば、ご存知の方はご存知のアレですね。
毎年、バレンタイン時期にお店で販売していたショコラキューブ。
今年の春に障害のある方が通っていた工場(こうば)が閉鎖になったので、今後の販売はできなくなりました…とアナウンスしていました。
お店で必ず使うウサギ型のビスケットは、別の福祉施設のレシピで形だけ同じにしてもらうことで対応。他の焼菓子については製造が難しそうなのであきらめることに…。
で…現在、障害のある方は働いていないんですが、工場で残ったスタッフさんがひとり、知人が営む牛乳配達屋さんの空きスペースを間借りして、焼菓子の製造をひっそりと続けておられるそうです。
彼女の今後のキャリアを考えると心配になるし、細々と書くとアレなので割愛しますが…、そんな情報をNPOのスタッフさんから聞きました。
牛乳屋さんで間借り。
なんとなく漂う昭和の香りと、野島伸司の書くドラマの雰囲気。
もう障害のある方が働いていないので、自分たちの本分である「障害者支援」とは離れるんですが、店主個人としてはもう10年以上のつきあいがある方なので、引き続き関係を続けていければなぁ…とそんな風に思っています。
そういうのも良いですよね。
固定電話やメールはなくなった様子。でも、携帯だけは繋がりました。
依頼をこころよく引き受けてくださいました。
ということで、量など細かなことはまだ打ち合わせていないですが、年明けのバレンタインシーズンもショコラキューブを製造いただく予定になっています。
とりあえの報告でした。
店主も好きなお菓子なので良かったです。